スタッフコラム「メガネと私」

 感動体験


2009.11.16

私が初めてメガネを買ったのは今から40年前のことです。その頃のメガネは小さな口径のセルロイド、白黒ツートンのメガネでした。 レンズはガラスで、今から考えるととても格好の良いメガネではありませんでした。

中学2年の健康診断で、「これはメガネが必要だ」ということになり、甲府市内の眼科で処方箋を作ってもらいました。そして夏休みに、甲府の街中にあるメガネ店に、 家族4人で出かけました。当時メガネは高いものと決まっていましたから、それでも安いものをと選んだ気がします。

出来上がりの指定は1週間後でした。母親に「自分で取りに行ってきなさい」と言われて受け取りを持たされました。メガネがどんなものか良くわかっていないものですから、不安で一杯。

甲府の街中のゆるい坂道を自転車で駆け上がりました。夢中だったのか、 店内でのメガネの受け渡しのことは覚えていませんが、店を出て自転車で坂道を下る時、街路樹の緑が向こうの向こうまで、まるで写真に撮ったように、スキーッと見えたのを良く覚えています。


 

人生には感動することがあります。年とともに初めてというのが少なくなり、その分感動することが少なくなるように感じます。ただ、メガネの度を変えて新しくすると、あの時のことを思い出します。 学生を卒業してメガネドラッグに入社し、私は毎日メガネを販売しています。私と同じ感動体験をしていただけるよう、そのお手伝いをしています。

今回の「私」

鈴木 誠

趣味:絵を描くこと
好きな食べ物:ピザ  鍋物
何回も見た映画:レマゲン鉄橋  ブリット

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